病理診断


どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター 診断ラボサービス「病理診断」をご利用ください。


ハイクオリティーの診断サービスを

どうぶつの総合病院 専門医療&救急センターでは、大切なひとつひとつの命のために、ハイクオリティーの病理診断サービスをご提案いたします。日米での経験を持つ診断医による細胞診から病理組織検査、死後検査まで、幅広く対応いたします。臨床経過との照合が欠かせない皮膚科専門医と協力した病理診断サービスもご提供しております。

診断から治療へ、専科と連携して


当院の病理科は、各臨床科と協力して症例の診断・治療に貢献しています。画像診断と併用していただいたり、病理科で診断後、更なる高度治療のご希望があれば当院へご紹介頂くことも可能です。全国のジェネラリストの獣医師の皆様を、診断から治療まで総合的にサポートいたします。

動物病理検査サービス

検査項目提出するサンプル日数依頼書
細胞診
(体表、体内病変FNA等)
未固定未染色、または染色済みスライド1−5枚営業2日こちら
細胞診
(貯留液、関節液、気管支肺胞洗浄液など)
1)液体EDTA管および
2)未固定未染色の直接塗抹標本2枚
注)沈渣の場合は必ずご記載下さい。
営業2日
骨髄検査+CBC+塗抹1)未固定未染色の骨髄塗抹スライド4-8枚
2)血液塗抹および
3)血液EDTAまたはCBC検査結果
上記3つに加え、あれば
4)コア生検ホルマリン固定
営業3日
CBC+血液塗抹検査1)血液EDTA管またはCBC結果および
2)未固定未染色の塗抹スライド
営業2日
細胞診セカンドオピニオン1)診断に使用されたスライド および
2)細胞診断書のコピー
営業2日
病理組織検査ホルマリン固定材料営業3日こちら
皮膚病理検査ホルマリン固定材料営業5日
セカンド・オピニオン病理組織スライドまたはブロックと診断書営業3日
臨床医による病理解剖検体ホルマリン固定材料2週間
病理解剖検査(死後検査)ご遺体(冷蔵保存)3−5週間こちら
画像病理検査細胞診スライドまたはホルマリン固定材料+
X線またはCT/MRI画像
営業1−5日こちら

動物病理診断医

細胞診・病理組織診断医

浅川 翠

Diplomate ACVP (米国獣医病理学専門医 解剖病理学・臨床病理学)
プロフィール >>
皮膚科専門医

永田 雅彦

DVM, Ph.D, Diplomate AiCVD(アジア獣医皮膚科専門医)
プロフィール >>

病理検査に関するお問い合わせ・お申し込み

代表 048-229-7390 平日9:00~17:00
pathology@syn.ne.jp ※上記電話対応時間外はメールでお問い合わせください。

サンプル送付先

〒333−0823 埼玉県川口市石神815 どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター 診断ラボサービス 病理科

免疫染色・クローナリティー検査について

当院病理科にて、細胞診、あるいは病理診断で免疫染色またはクローナリティー検査が有用であると判断された場合には、ご希望があれば、業務提携先での各種免疫染色、リンパ球のクローナリティー検査が可能です。(別途料金)

検査料金について

詳細はお問い合わせください。パンフレットを送付しています。

病理組織検査報告日数の注意点

固定の不十分、脱灰操作が必要な硬組織の場合などは、通常よりも日数を頂戴致します。

診断報告について

  • 病理組織検査の報告書にはご依頼検体の組織写真を顕微鏡下で撮影し、解説致します。
    (注:細胞診には写真は原則つきません)
  • 報告書は病院様のご希望により、E-MailまたはFAXにて迅速にお送りします。
  • 全病院様に診断書と、ご希望された場合は病理組織スライド(有料)を郵送させていただきます。
    (注:細胞診ではスライド返却は原則行っておりません)

診断書サンプル(クリックで拡大します)


細胞診

病理組織

セカンド・オピニオン

異なる病理医からの意見が必要な時にご利用ください。料金は、細胞診・病理組織検査の通常料金で承ります。

よりよい検査結果を得るための送付時の注意点

全ての送付容器には必ず貴院名、患者様のお名前をご記入ください。

血液塗抹検査

  • 血液を採取後、速かに血液塗抹を作成し風乾し、送付してください。
  • 採血管内で特に白血球の形態が変化するためです。
  • 臨床的にリンパ腫が疑われる場合には必ずご記載下さい。
  • 血液EDTA管を送付する場合には、採取日から翌日到着で、月~金到着でお送りください。 金曜日、土曜日に採血した場合には、かかりつけ様でのCBC結果と血液塗抹スライドをお送りください。

細胞診検査

細胞診と病理組織検査用ホルマリン固定材料の同時送付

  • 揮発したホルマリンの影響で、細胞診のスライドが染まらなくなることがあります。
    必ずホルマリン材料を2重にシールしていただくか、別個でお送りください。

細胞診スライド数

  • 一病変につき、1−5枚のスライドを送付してください。リンパ節のFNAは、1枚を院内で染色後十分にリンパ球が採取されているのを確認後、残りの1−4枚を未固定未染色でお送りください。

液体サンプル(腹水・胸水など)

  • 採取してすぐ、2−3枚直接塗抹を引き、風乾させて送付してください。試験管内での細胞溶解、血球貪食、細菌の増殖などの影響をなくすためです。
  • よりよい検査結果のためには、液体のサンプルは採取日から翌日到着で、月~金到着でお送りください。
  • 沈渣スライドをお送りいただく場合は必ずご記載ください。
  • 胸水、腹水のサンプルでスライドのみ送る場合には、屈折計でのTPと有核細胞数(血液検査機器でのWBC数をお書きください)の情報をいただけるとより正確に診断できる場合があります。
  • 臨床的に感染が疑われ、のちに培養検査を検討する可能性がある症例や、TG、クレアチニンなどの生化学検査を行う可能性のある症例については、ETDA管と合わせて血清管(赤い蓋の管)を採取することをお勧めいたします。

骨髄塗抹検査

  • 骨髄サンプル採取と同日に行ったCBC検査結果(または血液の EDTA管)および血液塗抹をお送りください。
  • サンプル採取後、速やかに骨髄の造血組織の塗抹を引き、風乾させてください。厚すぎるサンプルや血液の多いサンプルでは診断が正確につかない場合があります。

病理組織検査

ホルマリン固定

  • できるだけ広い口の蓋付き容器をご使用ください。固定後の組織は変形・硬化して取り出せないことがあります。
  • 検体送付用のホルマリン容器(ジッパー付きパック)を無料で提供いたします。
  • 組織に対して10倍量以上の10~20%中性緩衝ホルマリンをご使用ください。
  • 小さな皮膚腫瘤などの場合は、割を入れずそのままホルマリンにお入れください。
  • 5cmを超える大きな皮膚腫瘤の場合、マージン部分を避けて1ヶ所に割を入れてください。切れ込みが多すぎると組織が変形し、評価等に影響が出る場合があります。
  • 脾臓などの大型の組織の場合は、貫通しない程度の切れ込みを複数いれてください。
  • 検査後の残存ホルマリン固定組織は、受付から3ヶ月経過後に処分いたします。

マージン評価

  • 頭側もしくは尾側などの方向性、マージン部位を特定したい場合は、組織用のインクや縫合糸で印をつけ、依頼書に印の内容(インクの色や縫合糸の長短・本数など)をご記載ください。

検査後の残存臓器

  • 受付から2ヶ月経過後に廃棄処分させて頂きます。返却をご希望の際はお知らせ下さい。

皮膚病理検査

  • 病変部の肉眼写真を添付頂けますと診断精度が向上します。
  • 皮膚はホルマリン固定時に変形・萎縮しやすいため、パンチ生検の場合、1cm四方程度の厚紙、濾紙、もしくは木ベラに30秒程度静置して貼り付けてからホルマリンに浸漬してください。
  • 複数の部位から採材し、部位ごとの検索をご希望される場合は、それぞれ異なる容器に分けて送付をお願いいたします。その際には各容器に部位をご記載ください。

画像病理検査

画像診断と病理の合わせた正確な診断を!
「自分で画像読影したけれど・・・」
「病理や細胞診の結果が臨床診断と合わない・・・」

どうぶつの総合病院の画像病理検査とは、米国画像診断専門医と米国病理診断専門医のコラボレーションによる診断精度のより高い検査方法です。

鼻腔内腫瘤、骨融解病変、肝臓腫瘤、肺病変、膀胱・尿道病変など

  • 外科的全摘出の難しい症例や腫瘍の転移チェックで力を発揮します。
  • 画像病理検査依頼書はこちら

画像病理学Radiologic Pathologyとは?

  • 画像診断所見と病理学的な肉眼所見を照らし合わせて病気の形態学を研究する学問は、Radiologic pathologyとよばれ、人医学領域では、1862年に米国で誕生した150年余りの歴史のある学問です。
    現在では、米国では国内外の画像診断医育成のための教育として用いられ、米国画像病理機構American Institute of Radiologic Pathology(AIRP)として多数の画像診断医を世界に輩出しています。

死後検査について

  • 症例の診察にあたった主治医の獣医師の先生より、直接当院病理科へお問い合わせください。(飼い主様からのご依頼はお受けしておりません。)